今回の旅のメインは知床でした。
10連休には孫達家族に会いに北海道へ。
当初は札幌近辺でゆったりのんびり過ごせたらという思いでしたが、相方が「せっかくの長期休暇だから体力のあるうちに知床に行きたい。最東端をドライブしてみたい」と言いだしたのでした。
札幌在住の娘に電話すると「私達もいつか行きたいと思ってたんだよ。いっしょに行く!」と二つ返事。
一気に道東行きが決まってしまいました♫
それが2月の終わり頃。
就学前の幼児2人を含む3世代。ワゴン車を借りて気ままな旅。目的地は札幌経由知床(ウトロ/羅臼)。
静岡にLCCはないし寒暖の差が激しい連泊となると荷物は多いし6人泊まれる宿探しは早めにしないとマズいし……。
楽しい忙しさに追われ旅サイトやガイドブックに首っ引きになりました。
そして決まったのがこんな行程。
4/30 静岡ー札幌泊
5/1 札幌ー庭園2カ所(帯広)ー阿寒湖温泉泊
5/2 阿寒湖ー摩周湖ー神の子池ーウトロ泊
5/3 ウトロー知床五湖ークルーズー羅臼泊
5/4 羅臼ー根室ー納沙布岬ー根室ー釧路泊
5/5 釧路ー新得町ー札幌泊
5/6 札幌ー静岡
6泊7日のうち2泊は娘達の家で飛行機は夜着いて朝出るので正味4泊5日ですね。
5日あれば直線距離380kmの旅も難しくはないだろうと思ってましたが、実際に走ってみれば同じ景色が延々と続き、スピード感がおかしくなり半端な広さじゃありません。ただストレスフリーはたしか♪
運転を担当してくれた婿殿とダンナに感謝感謝。
さて世界自然遺産知床ですが……。
今回私達はほんの足元に到達しただけ。そんなに甘くは立ち入らせてくれませんでした!
クマやシマフクロウやオジロワシやキタキツネやエゾタヌキやエゾリスやエゾシカやオショロコマに会えるのを怖れたり期待もしましたが、容易く姿を見せてはくれません。
春先のエゾエンゴサクやシレトコスミレを探そうと思ってましたが探す余裕もありませんでした。
知床半島は大まかにウトロ地区と羅臼地区に分けられます。
ウトロ地区は見どころが多く海岸線もなだらかで街としても昔から栄えていると聞きます。
羅臼地区は海岸線がごつごつしていて田舎のイメージ。海流の関係でクジラやイルカの群れが多く、国後島がすぐそこに見えます。宿は少なめ。
知床岬は知床の最北端で現在は陸づたいに立ち入ることが許されてないので船で見に行くことしかできません。
ウトロと羅臼を繋ぐ大動脈ともいえる知床横断道路(R334)というのが観光のキーポイントになっていて、そこでクマやシカを見る確率が高いといいます。壮大な知床峠をトレッキングせずとも眺め、熊の湯で地元の漁師さん達に混ざって湯浴みしたなんて話もききます。
知床横断道路は冬季は完全に閉鎖されますが、今年も開発局の方々の努力で5月23日には開通を果たし、大自然を満喫した人の声がTwitterに上がり始めていました。
雪深く天候の変わりやすい知床のこと。またクマが出現して予告なく時間制限で通行止めになったり、昼間の数時間のみ通行可能な日や終日通行止めになる日も少なくないとか。
でもまさか……!
5/2の午後ウトロ入りした時は時々雨がぱらつく曇天でしたが……。
甘茶ノ シッポ
こんにちは。 甘茶という山紫陽花の一品種から名をもらいました。静岡在住。ワビサビな甘茶山葵です。 絵本、手芸、洋楽(特に英国)が好きで、2016くらいからCreepy Nutsにハマってます。 気になる人は小林賢太郎さん、落合陽一さん。 今世紀初頭、同居していたハリネズミを失くしてからは各国のハリ関連本やハリグッズに囲まれて暮らしています。 このブログでは主に旅日記(国内)を書きます。
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